ブリッジ治療とは
ブリッジ治療は、失った歯の両隣の歯を支えにして人工の歯を装着する方法です。自然な見た目と噛む力を回復できますが、支えとなる歯を削る必要があります。
こんな方におすすめ
・抜けた歯の両隣に健康な歯がある
・外科手術を避けたい
・比較的短期間で治療を終えたい
・自然な見た目や噛み心地を重視している
・保険適用の範囲で治療を考えている
治療の特徴
ブリッジ治療は、失った歯の両隣を支えに人工歯を固定する治療法で、見た目や噛む力を回復できます。
しっかり噛めて自然な見た目
人工歯を固定するため、違和感が少なく自然な見た目と噛む機能が回復します。発音や食事もしやすく、日常生活に支障をきたしにくいのが特長です。
治療期間が比較的短い
インプラントなどに比べて治療期間が短く、通院回数も少なめです。早く機能回復したい方に向いています。
両隣の歯を削る必要がある
ブリッジを固定するために、健康な隣接歯を削る必要があります。そのため、歯への負担が増す可能性があります。
治療の流れ
ブリッジ治療は、支えとなる歯を削り型取りし、人工歯を装着して噛み合わせを調整する流れで行います。
- 1.
診察・カウンセリング
口腔内を確認し、ブリッジ治療の適応を判断します。
- 2.
支台歯の形成
両隣の歯を削り、ブリッジを装着する準備をします。
- 3.
型取り
削った歯の形を正確にとり、技工所でブリッジを製作します。
- 4.
仮歯の装着
ブリッジ完成までの間、見た目と機能を保つため仮歯を装着します。
- 5.
ブリッジの装着
完成したブリッジを装着し、噛み合わせを調整します。
- 6.
定期的なメンテナンス
長持ちさせるために、定期的なチェックと清掃が必要です。
よくある質問
適切なケアをすれば5~10年程度持ちますが、個人差があります。
支えとなる歯に負担がかかるため、慎重な判断と定期的なケアが必要です。
材質や部位によっては保険適用となる場合があります。事前に確認が必要です。
治療概要
治療方法 | |
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治療の説明 | 失った歯の両隣の歯を支台にして人工の歯を橋渡しする方法で、見た目や咀嚼機能を回復させる歯科治療です。 |
治療費 | 保険適用:10,000〜20,000円程度/自由診療:100,000〜300,000円程度(材質により変動) |
治療期間 | 1〜3週間 |
通院回数 | 2〜4回 |
治療の副作用(リスク) | ・支台歯への負担が増える |
ダウンタイム | ほとんどなし(軽度の痛みや違和感が一時的に生じることあり) |
術後の制限事項 | ・支台歯のケアを徹底する必要あり |
適応症例 | 1本または複数本の連続した欠損歯があり、両隣の歯が健全で支台として機能する場合 |
治療が受けられないケース | ・支台歯が弱っている、または喪失している場合 |
カウンセリング当日の治療 | 検査・相談のみで、治療は後日となる場合が多い |
入院の必要性 | 不要(すべて外来で対応可能) |