入れ歯とは
入れ歯は、歯を失った部分を補う取り外し可能な人工の歯です。部分入れ歯と総入れ歯があり、見た目や噛む力を回復し、食事や会話をスムーズにします。
こんな方におすすめ
・多くの歯を失っている
・外科的な手術を避けたい
・比較的費用を抑えて治療したい
・取り外し可能な装置で手入れをしやすくしたい
・治療期間を短くしたい
治療の特徴
入れ歯は取り外し可能な人工歯で、見た目と噛む力を補い、幅広い症例に対応できます。
幅広い症例に対応可能
歯を1本だけ失った場合から、すべて失った場合まで対応できます。部分入れ歯と総入れ歯があり、状態に合わせた治療が可能です。
取り外しできて手入れが簡単
毎日取り外して清掃できるため、衛生的に保ちやすく、口腔内の健康維持にもつながります。
費用を抑えやすい
他の補綴治療(ブリッジやインプラント)に比べて費用が安く、保険が適用されるケースも多いです。
治療の流れ
入れ歯治療は、診察・型取り・試適を経て完成し、装着後に調整やメンテナンスを行います。
- 1.
診察・カウンセリング
お口の状態を確認し、入れ歯の種類や治療方針を決めます。
- 2.
型取り
精密な型を取り、患者さんの口に合う入れ歯を作る準備をします。
- 3.
噛み合わせの確認
適切な高さや位置で噛み合わせるための調整を行います。
- 4.
試適(試し装着)
完成前の入れ歯を口に合わせ、見た目やフィット感を確認します。
- 5.
完成・装着
完成した入れ歯を装着し、噛み合わせや違和感を最終調整します。
- 6.
調整・メンテナンス
使用後の痛みやズレに対応し、快適に使えるよう定期的に調整します。
よくある質問
個人差はありますが、通常は数日~数週間で慣れてきます。
慣れるまで違和感がありますが、調整を重ねることで快適に使用できます。
保険診療の入れ歯でも機能は十分ですが、見た目や快適さを重視するなら自費診療も選択できます。
治療概要
治療方法 | |
---|---|
治療の説明 | 歯を失った部分に装着し、咀嚼や会話を補助する人工歯です。取り外し可能で、保険適用のものから自費の精密義歯まで種類があります。 |
治療費 | 保険適用:約5,000~15,000円/自費診療:100,000~500,000円(素材や設計により変動) |
治療期間 | 約2週間~2ヶ月程度 |
通院回数 | 3~5回程度(調整を含む) |
治療の副作用(リスク) | ・違和感や痛みを感じる場合がある |
ダウンタイム | 特になし(装着後すぐに日常生活可能) |
術後の制限事項 | ・初期は柔らかい食事を推奨 |
適応症例 | ・虫歯や歯周病、事故などで歯を失った方 |
治療が受けられないケース | ・重度の認知症や自己管理が困難な方 |
カウンセリング当日の治療 | 原則として診察と型取りのみ。義歯の装着は後日。 |
入院の必要性 | 不要(通院治療のみで対応可能) |