インビザラインとは

インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置を使って歯並びを整える治療法です。目立ちにくく、取り外し可能で日常生活に支障が少ないのが特徴です。
こんな方におすすめ
・矯正中でも目立たない装置を希望している
・食事や歯磨きをこれまで通り行いたい
・軽度〜中等度の歯並びの乱れがある
・金属アレルギーが心配
・通院回数をできるだけ少なくしたい
治療の特徴
インビザラインは、透明で目立たず取り外し可能なため、快適かつ衛生的な歯列矯正が可能となっています。
目立ちにくい透明なマウスピース
インビザラインは透明なプラスチック製のマウスピース型矯正装置を使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。見た目を気にする方に特に人気があります。
取り外し可能で衛生的
食事や歯磨きの際に簡単に取り外せるため、従来のワイヤー矯正に比べて口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを抑えられます。
痛みや違和感が少ない
金属のワイヤーやブラケットを使用しないため、口腔内を傷つけることが少なく、痛みや違和感も比較的軽減されます。
治療のシミュレーションが可能
治療開始前に、3Dシミュレーションで歯がどのように動くかを確認できます。最終的な歯並びのイメージがわかるため、モチベーション維持にもつながります。
幅広い症例に対応可能
近年ではインビザラインの技術の進歩や症例が増えたことで、軽度から中等度の歯列不正だけでなく、難症例にも対応できるケースが増えています。
定期的なマウスピースの交換
1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換することで、少しずつ歯を理想の位置に動かしていきます。通院回数も比較的少なく済むのが特徴です。
他の歯列矯正との比較
治療の流れ
インビザラインでは、3D検査後にマウスピースを作製し、段階的に装着して歯並びを整えていきます。
- 1.
初回カウンセリング
歯並びの悩みや治療希望を相談し、インビザラインが適応可能かを確認します。治療期間や費用、特徴などの概要も説明されます。
- 2.
精密検査・診断
レントゲンや口腔内スキャンを行い、歯並びや顎の状態を精密に診断します。治療計画を立てるための重要な検査です。
- 3.
治療計画の作成(クリンチェック)
3Dシミュレーションソフトで歯の動きを可視化し、治療完了までの計画を立案。最終的な歯並びも事前に確認できます。
- 4.
アライナーの作製
確定した治療計画に基づき、オーダーメイドのマウスピース型矯正装置(アライナー)が専用ラボで製作されます。
- 5.
アライナー装着・治療開始
アライナー装着と必要に応じてアタッチメントを装着。1日20時間以上の使用が推奨され、正しい使用方法の指導も行われます。
- 6.
定期チェック・交換
1~2週間ごとにアライナーを交換。1~2か月ごとに通院し、歯の動きをチェックしながら治療を進めます。
- 7.
治療完了・保定期間
歯並びが整ったら保定装置を装着し、後戻りを防ぎます。数か月ごとに定期検診を受け、歯列の安定を確認します。
料金表
よくある質問
最初の数日は違和感や軽い痛みを感じる方もいますが、通常は数日で慣れます。ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないと言われています。
インビザライン矯正では、食事や飲み物(※水以外)の際には取り外します。マウスピースが傷つくのを防ぎ、清潔に保つためです。
治療期間には個人差がありますが、平均的には6ヶ月〜2年程度です。症例によって異なるため、歯科医師による診断時にご確認ください。
治療概要
治療方法 | |
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治療の説明 | インビザラインは、透明なマウスピース型矯正装置を用いた歯列矯正治療で、目立ちにくく取り外し可能な点が特徴です。 |
治療費 | 800,000円〜1,200,000円 |
治療期間 | 6ヶ月〜2年程度(症例による) |
通院回数 | 1〜2ヶ月に1回程度 |
治療の副作用(リスク) | ・痛みや違和感を感じることがある |
ダウンタイム | ほとんどなし |
術後の制限事項 | ・装着時の飲食制限(基本は水のみ可) |
適応症例 | 軽度〜中等度の歯並びの乱れ(出っ歯、すきっ歯、叢生、交叉咬合など) |
治療が受けられないケース | ・重度の不正咬合 |
カウンセリング当日の治療 | 原則カウンセリングのみ(精密検査・治療は後日) |
入院の必要性 | 不要(通院治療のみ) |